Jan 30, 2011

ス番号を使用して、名刺の管理

最近の名刺の管理は​​十分にスマート号に依存している。何枚もされている実際のクリーンアップに時間を持って仕方がないが、ス号は、写真を撮影すると、専用のアプリケーションにまとめてくれる。さらに、キーワードを入力すると、役職名の検索などもあるので、名刺を探すのも簡単です。簡単に名刺管理ができるので、名刺をなくしてしまうことも多々ありますが。また、確実に、素っ気ない感じもしてしまうが、これからの名刺交換はスマホの通信でしたてしまうので、いいのではないか
私は、会社員をしていた頃は、名刺の管理といえば、"名刺ホルダー"という名前のファイルに名刺を挿して保持するのが通例でした。今のように100円ショップがなかったので、名刺ホルダーには、非常に高額だった記憶があります。しかし、そこまでの名刺の管理をしてもどうせ平社員だったので、何かの役に立つというわけではなかったけど。懐かしい思い出です。
 金井啓子・近畿大学准教授

 よくも悪くも記者という仕事が注目を集めている。東日本大震災では現地の悲惨な状況を伝え、各国の共感と支援を得た。その一方で、記者クラブの閉鎖性の著しさや、スポンサーや取材先をおもんぱかり過ぎた末に取材内容を十分に報じないこと、権力との癒着などの問題点も多く指摘された。批判されても仕方がない部分もある。とは言うものの、昨今のジャーナリズム批判は、目に見えやすい瑕疵(かし)をあげつらう傾向が強い。メディアの世界に身を置いた者としては、ただやみくもに非難するのではなく、実際の仕事ぶりをさまざまな角度から見た上で、おかしいと思われる点は正すよう促すという是々非々の態度で臨みたい。

 もっとも、分かっているようで、あまり分からないのが記者という仕事。ニュースを追いかけると言っても、そこに葛藤もあれば喜びもある。参考になるテレビドラマがある。NHKの「クライマーズ・ハイ」だ。原作は横山秀夫さんの小説で、群馬県にある架空の地方新聞社を舞台に、1985年の日航機墜落事故発生時の記者やデスクの様子を描いており、映画化もされた。ドラマは6年前に放映されたもので、決して新しい作品ではない。だが、記者という仕事をイメージ先行ではなく丹念に描き、伝えているメッセージが普遍的で、「古典」と呼んでもいいのではないかと感じる。ジャーナリズムの現場を知る記者仲間にもこの作品のファンは多い。それだけリアルに描かれているということなのだろう。

 描写の細やかさでは原作が群を抜くが、ドラマと映画は甲乙つけがたい。遺族への向き合い方、事故原因に迫る過程、社内外からの圧力に抗おうとする記者の姿、多忙であるための家族関係の崩壊、大きな事件・事故の現場を取材した同僚への闘争心と嫉妬心など、普遍的な記者の姿が強い印象を残した。ただ、岸部一徳さん演じる社会部長が秀逸であるため、私はドラマに軍配を上げたい。詳しくはぜひ鑑賞してほしいが、過去に自身が取材した大きな事件について彼が飲み屋で語る場面は筆者もうなずかされる部分が多い。

 さて先日、大学の講義でドラマ版を鑑賞する機会があった。その講義で、全国紙の社会部記者と筆者と元同僚の経済記者が、仕事の内容や印象に残る取材経験を話してくれることになったのだ。貴重な機会が得られたのだから学生側の準備を整えたいと考え、前もって「クライマーズ・ハイ」を鑑賞することにした。鑑賞後、ある女子学生から「大きな事件や事故が起こると何気なく読んでいる新聞だけれど、新聞社では実際にどんな動きをしているのかがよくわかるドラマだった。『新聞の仕事』の見方が変わった。新たな視点を知った気がする」という声が出た。

 一方で、「情報を取り扱うことの難しさを感じた。はっきりとしない情報を載せるかどうかの判断、その後の結果の責任、考えれば考えるほど過酷な仕事のように感じた」と語った男子学生もいる。これまで記者に対してあまりいいイメージを持っていなかったらしいが、「考えを改めるきっかけになった」そうだ。小売業への就職がすでに内定しているある4年生は、「クライマーズ・ハイ」鑑賞のほか、講義でジャーナリズムの話を聞くうちに、「この講義を3年生の時に取ればよかった」と感じたそうだ。「今になってジャーナリズムに興味が湧いてきた」と残念そうに話した。

 社会部記者が教室に来てくれるのはもう少し先だが、「クライマーズ・ハイ」鑑賞からしばらくたって経済記者が教室に登場した。話を聞いた後、受講生から「スクープと誤報は紙一重で、慎重に事実を集めることは大変だが、やりがいのある仕事だと感じた」「記者の本質に近づいた話が聞けたように思う。『1秒の大切さ』『事実の積み重ね』『事実に対して謙虚に』などたくさんの言葉が頭に残った」との声が出た。話の内容が良かったことはもちろんだが、やはり事前準備を整えたからこそ話を深く聞けたのだろう。そう思うと、相手をあらかじめよく知ることの大切さは侮り難いのだ。

 原発事故の収束に向けた見通しが不透明なままであるなか、原発推進か脱原発かをめぐり、世論は大きく揺れている。「クライマーズ・ハイ」で描かれた日航機事故も相当に大きなインパクトを与えたが、今の日本を覆う状況はそれを上回ると言って間違いない。より多くの市民の命を守るために、ジャーナリズムはしがらみをさらに断ち切って真実を伝える重責を担っている。その期待が大きければ大きいほど、批判の声も大きくなるだろう。

 ただし、冒頭にも述べたように、批判する際には相手を多面的に知った上でおかしい点を正すよう迫るべきだと筆者は考える。「クライマーズ・ハイ」を見ただけですべてが分かるとは言わない。さまざまな方法を駆使してジャーナリズムの姿を知る。このようにして、ニュースの受け手が準備を整えれば、ジャーナリズムの側におかしな報道をさせない環境に近づけるのではないだろうか。

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金井啓子(かない・けいこ)

 Regis College(米国)と東京女子大学を卒業。ロイター通信(現トムソンロイター)に18年間勤務し、ロンドン、東京、大阪で記者、翻訳者、エディターと して英語・日本語記事を配信。2008年より近畿大学文芸学部准教授。英語やジャーナリズム関連の授業を担当。「ロイター発 世界は今日もヘンだった」 (扶桑社)を特別監修。日本テレビ「世界一受けたい授業」、関西テレビ「スーパーニュースアンカー」への出演、新聞でのコラム執筆の経験を持つ。

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