Jul 26, 2009
海外旅行保険に加入すると、何か安心なんだそうです。
友人は、頻繁に韓国のお買い物やコンサートに行きます。好きなアーティストがいるため、海外旅行も全く苦にならないようです。海外旅行に行くのも、紛失や問題があると思いますが、海外旅行保険に必ず加入しているので、安心して行くようです。インターネットでも簡単に海外旅行保険に加入しそう金額的にもそれ程高くないそうです。海外旅行の達人だと改めて思いました。会員制リゾートということは、非常に憧れがあります。金持ちの人が利用するイメージがあるが、やはり非常に快適なのだと思います。会員の場合は入れていないからです限られたメンバーのリゾートを満喫することができます。私もいつか会員制リゾートに行きたいです。プールで泳いで美味しいドリンクを飲みながら、太陽の光です。
大日本印刷といえば、業界最大手であり、早くから液晶関連や電子デバイスなどエレクトロニクス部門にも力を入れその技術力にも定評のある印刷会社として知名度はあったものの、どちらかといえば縁の下の力持ちではないが、地味な存在の企業だった。そうした企業イメージを一変させたのは2008年以降、矢継ぎ早に展開されたM&Aや業務提携である。
現在、大日本印刷の傘下には、老舗書店の丸善、大型書店チェーンのジュンク堂、文教堂、図書館向けに書籍販売や運営業務受託を行う図書館流通センター、出版社の主婦の友社などが名を連ねる。新聞や雑誌の紙面には、出版業界の覇権を目指す巨大グループの誕生かというセンセーショナルな報道が飛び交ったが、騒ぎが一段落したいま、森野氏は「デジタル化という避けられない潮流にどう対応すればいいのかという問題意識が、一連のM&Aの背景にあった」と振り返る。
森野氏によれば、「出版業界はいま、変革期の真っただ中」にあるという。ひとつは業界構造の変革、もうひとつはデジタル化への変革という意味においてだ。もちろん、このふたつは連動しつつ、出版業界を揺り動かしている。
1990年代後半以降、書籍、雑誌の市場規模が縮小し続けており、4割前後の返本率など構造的な問題を抱えている。小売りの書店も減り続け、雑誌の廃刊も相次」ぐ。出版社、印刷会社、流通を担う取次、小売り書店が、従来型ビジネスモデルのままでは立ち行かなくなっているというのが森野氏の現状認識だ。
さらにインターネットによる書籍販売が拡大し、スマートフォンを含め電子書籍を読むのに適した端末が増え、本のコンテンツそのものをデジタル化して、流通させるという流れも加速している。
「デジタル化によって、出版業界は印刷、製本、流通、販売など個々の業種の壁が低くなり、シームレスな構造へと移行しつつある。わたしたちに求められているのは、変化する環境の中で、ムダが少ない効率の良いものにビジネスモデルを変えていくこと」と森野氏。変革期のいま、そこには大きなチャンスがあると考えている。
●紙とデジタルのハイブリッド戦略
出版業界を取り巻く課題は一朝一夕で片付きそうもない難問ばかり。それでも森野氏は「ドラッカーではないが、今起きていることの中に未来の兆しがある。必要なのは変化すること。好むと好まざると、攻めていかなければならない」と話す。
森野氏が掲げたキーワードが「出版業界のハイブリッド化」だ。全ての本がデジタルだけになるとは考えていない。「出版業界においては、紙の本とオンデマンド印刷、そして電子書籍というアナログとデジタル双方の媒体を収益源とする新しいビジネスモデルを確立することが必要」。
デジタル化を見すえた戦略は確かに必要だろう、ハイブリッド化も分かった、しかし、なぜ、老舗の書店まで買収する必要があるのだ? そんな批判や疑問が外部から投げかけられた。それに対し、森野氏はこう反論したという。
「あえて書店や出版社まで仲間に取り込んだのは、本の製作から流通、販売に至るまで一気通貫のプラットフォームを構築するという目標があるからで、別の言葉でいうなら、ワンストップソリューション。アナログ、デジタル双方で収益をあげるモデルを作り上げ、それを提案したいと考えており、その実験を進めるためには、書店、出版社にも仲間に加わってもらうことが必要だった」(森野氏)
一連のM&Aで注目される前から、大日本印刷グループは電子書籍ビジネスには積極的で、電子書籍の取次の役割を担う関連会社であるモバイルブック・ジェーピーもある。NTTドコモなどとの共同出資会社が運営する電子書籍の書店「honto」は、紙の本も扱うハイブリッド書店への移行を進めている。買収で傘下に収めた丸善やジュンク堂、出版社を合わせると、紙とデジタルの双方で、一気通貫のプラットフォームを確立するだけの「駒」は確かにそろった。プラットフォームの完成はそれほど遠くないようだが、その実効性を証明するのはこれからの課題だ。
「多様な出版社の存在が前提で、出版社からプラットフォームに流れてくるデータはひとつの基準に沿ってマイクロコンテンツとして半永久的に保持することができる。同じコンテンツを再利用して、紙であろうが、さまざまなデジタル媒体であろうが販路に乗せることができればプラットフォームは完結し、各プレイヤーは利益を生み出すことができ、生活者・読者にとっては利便性が向上する」(森野氏)
大日本印刷の前身は明治9年(1876)創立の秀英舎にある。その後、日清印刷を合併し、社名を大日本印刷に変更した。1950年代、以降は「拡印刷」の旗印のもと、食品などの包装材や住宅や自動車の内装材、さらにはエレクトロニクス部材へと業域を広げてきた。
2001年に策定した新たなビジョンでは、「P&Iソリューション」という方向性を示している。永年培ってきた印刷技術(Printing Technology)と最新の情報技術(Information Technology)を融合、さまざまな産業の課題を解決してきた知識やノウハウを生かして、新しい価値を生み出すソリューションを提供しようというものだ。大日本印刷はいま、出身母体ともいえる出版業界において、ソリューション企業としての力量を試されているともいえる。
●グローバル市場への挑戦
出版業界が多くの製造、小売業と違うところは、日本語という言語のバリアーに守られ、外国企業との競争にさらされずにいたことだ。しかしデジタル化の潮流の中、日本の出版マーケットでも外国企業の存在感が日増しに高まっている。大日本印刷の一連の動きがアマゾンやアップル、グーグルを意識したものであることは明らかで、森野氏はインタビューの中で何度もこの3社に言及した。
しかしデジタル化によるグローバルな出版市場の勃興は、日本の出版社にとって大きなチャンスでもある。
「今までは“日本の知”を自動車や家電などの機械工学に込めて輸出してきたわけだが、これからは“日本の知”そのものを世界市場に発信することが求められており、当然、わたしたちはそれをサポートしていきたい。ニッチなオタク文化であっても、可能性はあり、1つのコンテンツが世界160カ国でニッチ市場を生み出せれば、一大メジャー産業が生まれる」(森野氏)
日本語は国内市場を守るバリアーであるとともに、日本の出版文化の普及をはばむ「壁」でもあった。これまで翻訳といえば、欧米の出版物を日本語に訳すことが主流だったが、これからは日本語の出版物を外国の言葉に翻訳することが重要になる。森野氏たちはそう考え、デジタル時代にふさわしい翻訳技術についても、研究を重ねているという。これについても「秘策あり」とほのめかす。
●顧客ばかりではなく、社会を見よ
「不易流行」。最近、この言葉について思いをめぐらすことが多いと森野常務は言う。松尾芭蕉が自らの俳諧理論を説明するのに使った言葉だが、時代ごとに変化する美意識や表現技法とは別に、永遠に変化しない詩歌の本質があり、そのふたつが根っこではつながっているというもの。「大日本印刷は歴史の長い企業でいろんなことをやってきたわけですが、わたしたちの真のミッション、つまり不易とは何なのだろう? その追求が大切」。
大日本印刷はいわゆるB to Bのビジネスが主流である。顧客の抱える課題に耳を傾け、それを解決することによって業容を拡大してきた。しかし、幹部社員に対する研修などで森野氏は「顧客の言うことだけを聞いていれば、それでいいのか」「われわれは社会に新しい価値を提供できているか」という挑発的な問いを投げかけるという。
「普通の良心を持った人間でも、会社の塀の中に入った瞬間、会社人間になってしまい、会社の論理で考え、行動し、顧客の言うことなら、何でもやってしまう……。それはまずい。自分の目で、この社会をよく見て、そのうえで自分の仕事を考える。1年に1度だけでもいいから、中期計画の作成時には遠くを見て、社会の中における自分たちのミッションを考える必要がある」(森野氏)
森野氏が考える大日本印刷の「不易」の部分は、「情報を多様に加工して、社会が求める時・形・場所に届ける企業」、そんなイメージだという。この柱さえ揺らがなければ、日々の業務では恐れることなく、変化を求めるべきだというのが持論。不易流行の伝でいけば、「流行」の部分である。
「伝統ある老舗の食品でも、300年前のものと今のものとは絶対値では違っているはず。最もいけないことは、上司が自分の成功体験を押し付けて、部下を縛ること。変化の芽を摘んでしまうからで、実はわたしにもそんなところがあって、自らも戒めている」(森野氏)
顧客の言葉に耳を傾けるだけではなく、自分の目で社会を凝視する──。愚直ともいえる森野氏のスタンスが、イノベーションを生み出し、新たな顧客を創造する原動力になっている。山形のseo/serviceのjapan/を知って得する【聞き手:浅井英二、文:蒲池明弘】
(ITmedia エグゼクティブ)
WriteBacks
writeback message: Ready to post a comment.